本当に全部おまかせ？美容院でなりたい髪型を上手く伝える方法

なりたい髪型があるのに、恥ずかしくて上手く伝えられない。表現する言葉が出てこなくて困ってしまう。美容院に予約をする前から、希望の髪型を伝えるイメージトレーニングに苦戦していませんか？予約当日になって上手く伝えられずに、「全部おまかせします」と何となく発してしまうのは勿体ないことです。こちらでは、なりたい髪型を上手くオーダーするコツをご紹介しますので、伝え方に不安がある方は参考にしてください。

なりたい雰囲気や髪型がはっきりとしているのなら、写真を数枚用意しましょう。ドラマに出ている女優さんと同じヘアを希望する場合、アレンジによっては違って見えることもあります。

「こういうスタイルにしたい」と、スタイリストに提示していただければ、具体的なイメージを共有しやすくなります。

よく「モデルや女優の写真を持って行くのは恥ずかしい」という声を聞きますが、スタイリストにとってはむしろありがたいです。もし、切り取るのに抵抗があるようでしたら、スマートフォンのカメラで撮ってください。

髪を伸ばしている途中だから長さはキープしたい、思いっきって短くしたい、重めのスタイルにしたい、大人っぽい感じにしたいなど、これだけで構いません。自分の中で譲れないポイントを最初に伝えると、スタイリストもデザインを提案しやすくなります。

そのうえで「これだけはダメ！」というポイントがあれば、教えてください。OKとNGの2点だけでも、望んでいる髪型を会話から引き出しやすくなります。

カットする長さをcm単位で伝えると、ギャップが生まれやすいことをご存知でしょうか。実は、シャンプーした後やブローをした後、スタイリング剤で仕上げた後では、髪の長さは違って見えます。長さを伝えるときは最終的な仕上がりをイメージして、手や指で位置を伝えるほうがギャップは生まれません。

もし、不安があるようでしたら少し長めの位置を指定して、「ここまで切ったら髪を結んだとき、どのくらいの長さになりますか？」と質問してください。鏡の前で予想される長さを共有できます。